定例研究会一覧

第65回(2019年12月14日)
Joseph Tabolt「A Kratzerian analysis of the Japanese potential forms」
飯田昇汰「構造構築プロセスの極小主義的考察 ―与格・二重目的語構文の分析から―」
澤田 淳「川端康成「伊豆の踊子」における省略された主体の解釈をめぐって ―文学語用論の可能性―」
坪本篤朗「ゲシュタルト形成と時間」
第64回(2018年12月15日)
澤田 淳「日本語の授与動詞「やる/くれる」の歴史について―視点制約の問題を中心にして―」
小町 将之「whether と if の統語的対比に対するラベル付けアルゴリズムに基づく分析」
田村 敏広「絵本の文体と幼児期の「語り」の関連性について」
吉村 紀子「英語繰り上げ構文における項介在と主語についてー子供と大人の習得」
第63回(2017年12月16日)
澤田 淳「アスペクト用法の「てくる」(「ていく」)における時制制約
―直示移動動詞「来る」(「行く」)の視点制約との関係から」
Thanh Mai Dao Thi「A comparative study of politeness in verbal communication between Vietnamese and Japanese」
金子 理紗「特殊モーラの挿入による形容詞の強調について」
第62回(2016年12月10日)
大熊富季子「第二言語習得におけるタスクの影響について」
田村敏広「Get受動文の意味と機能―責任性と感情表出を中心にして」
澤田 淳「親族用語の子供中心的用法に関する対照語用論的研究」
木村宣美「連結詞beの語彙的特性に基づく動詞句削除分析」
坪本篤朗「<もの>と<こと>」
第61回(2015年12月12日)
小川睦美「「個・つ」の容認度に見られる抽象名詞の個別化と有界性の関係」
河村道彦「焦点助詞「だって」の意味論」
坪本篤朗「「ウチニ」と「アイダニ」」
木村宣美「2種類の助動詞倒置」
井上朋子「句動詞eat intoの意味変化と構文化」
加賀信広「日本語受動文と意味役割」
第60回(2014年12月13日)
小川睦美「L2学習者の冠詞誤用の一要因」
近藤真「計算機による自然言語理解のための意味表現」
澤田淳「指示詞の対照研究―語用論との関連から―」
本田皛治「インドネシアの大学日本語教育の実情」
第59回(2013年12月7日)
塩本文夫「漢字略語の音声・音韻分析」
小野田貴夫「高齢者とヘルパーの会話の展開について」
吉田智佳・白畑知彦「第二言語の文法習得におけるインターフェイス仮説と助詞「は」の習得」
小町将之「時間表現に関する一考察」
坪本篤朗「構文機能と「語り」のパースペクティヴ-」
松岡和美「手話言語学の潮流と日本手話」
第58回(2012年12月8日)
藤森敦之「終結性に対応する和語動詞の非低母音ー形態素を求めて」
塩本文夫「最適候補選定モデルによる日本語略語の分析」
安仁屋宗正「米語歯茎弾音と日本語ラ行弾音の比較分析」
近藤隆子「日本語母語話者による英語の自動詞の習得」
大村光弘「( I) hopeの文法化とその動機づけ」
木村宣美「日本語の右方転移」
堀江薫「日韓語の文末名詞化構文のタイポロジー:機能的類型論の観点から」
第57回(2011年12月17日)
宮田好恵「年少者の言語能力と学力に関する研究―教科書語彙と学力テストとの相関―」
早野慎吾・森山太洋・山本友美・久保薗愛「宮崎方言のアスペクトについて」
木村宣美「日本語の逆行等位構造縮約」
塩本文夫「最適コードの選定モデル」
深田智「日英語の児童文学に見られる移動表現:言語習得との関連で」
本田皛治「日本語を教えることの難しさ」
第56回(2010年12月18日)
小町将之「WH元位置現象とその移動分析について」
田村敏広「「強み」と「強さ」-接尾辞「-み」の意味分析-」
木村宣美「2種類の右枝節点繰上げ構文」
澤田淳「ダイクシスの史的対照と語用論」
久保田正人「失語症と認知」
第55回(2009年12月19日)
坂本真一朗「英語コミュニケーション活性化を促す英語学習コンテンツの開発」
澤田淳「歴史語用論とダイクシス」
小町将之「形容動詞の特徴付けに関する予備的研究」
近藤真「Some Issues on Superiority Effects」
竹沢幸一「日本語モーダル述語構文の統語構造」
第54回(2008年12月13日)
松家由美子「英語の4タイプの中間構文と動詞のsceneとの関係について」
田村敏広「「~てしまう」形式と話者の感情表出について」
井上朋子「toと「に」の文法化にみる意味と文法カテゴリーの変化」
堀内裕晃「譲渡不可能所有構文における語彙特性について」
廣瀬幸生「再帰代名詞の意味拡張について-日英語対照研究-」
第53回(2007年12月22日)
松家由美子「時の副詞句へと意味変化した英語のアスペクト動詞」
福井龍太「動詞不変化詞構文における目的語交替とspray/load文における目的語の交替との比較」
澤田淳「日本語のダイクシス動詞と文法化-「V-テクル」を中心に-」
早野慎吾ほか「外国人児童生徒の日本語理解度-栃木県真岡市の調査より-」
澤田治美「認識的モダリティをめぐって」
第52回(2006年12月16日)
吉田信勝「英語の to-不定詞の史的発達-意味選択の観点から-」
田中美和子「状態表現における日英対照研究」
Philip Hawke "Scholars from the Start: Developing Learners' Academic Language Proficiency through Presentations"
松井洋子「年少者に対する日本語教育支援に関する方法研究-保護者と家庭環境の調査から-」
白畑知彦 "Acquisition of Japanese Pronouns by Japanese Learners"
第51回(2005年12月17日)
県立大科研プロジェクトチ-ム「海外短期英語研修の成果をどのように評価するか-アンケート調査と記述式テスト-」
劉嵐「中国語話者の日本語テンス・アスペクトの学習における誤りについて」
井上佳世「外国人児童生徒に対する日本語支援教育の実態研究-宮崎地区の調査から-」
本城二郎「2次的モダリティの機能構造-日本語の形式名詞とチェコ語の独立従属接続詞との機能的平行性-」
Takako Kondo "The effects of L1 morphological realization on the acquisition of English unaccusative verbs by L2 speakers"
小泉保「結合価文法による文構造の分析」
第50回(2004年12月18日)
サインザヤ・スヘバートル「日本語の格助詞とモンゴル語の格語尾-モンゴル人学習者が起こす誤用を中心に-」
堀内裕晃ほか「英語のマルチモーダルコミュニケーション学習法についての考察」
深田智「言語表現における主体の現れ方と主体化」
坪本篤朗「〈連続スキーマ〉と〈離散的スキーマ〉の構文機能」
小泉保「日本語の格助詞とその体系」
第49回(2003年12月19日)
県立大科研プロジェクトチーム「中級レベルリスニングの問題点」
本城二郎「現代日本語の連文の機能構造:接続語の機能的構成(FP)を中心として」
田村敏広 "have got 構文-意味と形のmissmatch-"
杉崎鉱司 "Word Order and Head Parameter in Child Japanese"
第48回(2003年9月26日)
小原純子「関係節の意味内容と先行詞に使われる冠詞の関係について」
渡辺信 "Simple Questions in Japanese Are Not That Simple"
第47回(2002年12月16日)
本城二郎「日本語名詞句の機能構造:FNP(機能的名詞句構成)とFSP(機能的文構成)の平行性を中心として」
井上朋子「大学におけるTOEIC集中講座-実例報告と今後の課題」
吉村紀子「TOEICスコアの意味:科研プロジェクト中間報告」
片田房「使役項の意味解釈をめぐって」
第46回(2002年9月20日)
安藤博文「日本語母語話者における英語that-trace effectの習得」
岡本芳和「非主張的述語節に見られる法助動詞の意味特徴-主観性/客観性の区別と視点-」
田村敏広「使役・経験解釈のHAVE・GET構文」
第45回(2001年12月26日)
本城二郎「日本語語順のFSP機能:DictumとModusの連続性を中心として」
寺尾康「誤用論的能力の発達の一側面:なわばりのネはいつから使えるのか」
小泉保「比喩認知の語用論」
第44回(2001年9月21日)
安藤博文「日本人成人学習者におけるフランス語接語的代名詞の習得」
吉村紀子「シンタクスと方言研究-『の』を中心に」
第43回(2000年12月18日)
藤森敦之「日本語話者にみるSubjacencyの作動要因-英語の関係節を例として-」
本城二郎「チェコ語における主観的モダリティのFSP構造:第3統語面(話者態度の言語層)設定の可能性」
高見健一「『~がVしてくれる』構文と『~にVしてもらう』構文」
第42回(2000年9月22日)
井上朋子「『~ていく』とbe-ingの関係にみるメトニミー的意味拡張」
近藤真 "Sloppy vs. Strict Reading in Multiple Gap Constructions"
第41回(1999年12月20日)
宇都宮裕章「遊離現象を認知的に考える」
本城二郎「現代日本語のFSP構造」
田中ゆかり「若年層における外来語アクセント平板化現象-首都圏若年層調査から-」
第40回(1999年9月20日)
井上朋子「『~ていく』にみる意味変化とその認知論的動機づけ」
坪本篤朗「名詞修飾と分離不可能所有」
第39回(1998年12月18日)
本城二郎「古英語・中英語のFSP構造:聖書訳テキストの分析」
坪本篤朗「認識動詞構文の形と意味の有契性」
小泉保「川柳の語用論」
第38回(1998年9月25日)
近藤真 "Some Notes on Wh-Movement"
白畑知彦「『自分』と『自分自身』の獲得について」
第37回(1997年12月19日)
大村光弘「CP繰り返し現象と発話の階層構造」
小泉保「縄文語の復元」
吉村紀子「Scrambling Revisited」
第36回(1997年9月29日)
大村佳子「同族目的語の指示性と文法機能」
本城二郎「喚情・態度の言語構成原理(EASP)とFSP:日・英・チェコ語の対照分析」
第35回(1996年12月20日)
近藤真 "A Minimalist Approach toward Preposition Stranding"
青島幸子 "An Analysis of Causative Alternation as a Compositional Process"
鷲尾龍一 "On the Semantics of Secondary Predication"
第34回(1996年9月20日)
河村道彦 "Coercion and Aspectual Semantics"
牧野由香里「文化の違いを越えたスピーチ教育教授法-日本の学校教育は米国のスピ-チ教育教授法をいかに導入すべきか-」
第33回(1995年12月22日)
熊谷滋子「言語表現とジェンダー」
堀内裕晃「日英語名詞化表現について」
伊東幸宏「自然言語の意味構造表現に関する一考察-計算機による自然言語処理の立場から-」
第32回(1995年9月18日)
近藤真「wh選択と節の分布について」
青島幸子「素性照合にもとづくPoss-ingの分析」
山口幸洋「日本文法における背反性について」
第31回(1994年12月21日)
本城二郎「文型のFSP化に向けて-日英チェコ語の対照分析」
小泉保「ジョークの語用論」
上田功「連母音融合に係わる音韻変化とその変異形をめぐって」
松本修「全国方言分布図が語ること」
第30回(1994年9月19日)
野呂幾久子「第二言語における否定形の習得-中国人の子供の事例研究-」
近藤真「wh-checkingとwh移動について」
本田皛治「日本語の『カ』について」
三原健一「Vテイルの解釈と項構造」
第29回(1993年12月18日)
近藤真「再構築効果とLFの合法的要素について」
青島幸子「動詞素性をもつ名詞の派生について」
天野政千代「日英二重目的語構文」
第28回(1993年7月16日)
 
第27回(1992年12月18日)
坪本篤朗「On Expletives(『虚辞について』)」
高見健一「名詞句からの外置における定性効果」
大和田栄「Applicatives について」
中右実「モダリティと認知文法」
第26回(1992年7月20日)
桑原陽一「英語の自動詞の他動詞用法について」
白畑知彦「バイリンガリズムについて」
第25回(1991年12月14日)
近藤真「寄生空所構文について」
小泉保「接続詞の構造」
杉本幸司「タイプ、メタファ、ポインター」
第24回(1991年7月13日)
大村光弘「日本語の名詞句構造について」
影山太郎「Word Formation in Syntax」
第23回(1990年12月15日)
久島茂「次元形容詞の意味について」
上田功「A Functional Constraint on Elliptical Coordination(『等位接続構造の省略にかかる機能的制約をめぐって』)」
高見健一「Preposition Stranding: from Syntactic to Functional Analyses(『前置詞残留について-統語論的分析から機能論的分析へ』)」
中野弘三「意味変化についての一考察」
第22回(1990年7月14日)
近藤真「純優位性効果と空範疇原理について」
青島幸子「日本語の使役構文に関する一考察」
第21回(1989年12月16日)
久島茂「上代語『見ゆ』の構文について」
新谷多枝「if 節の中の will」
中島平三 "Rightward Movement と Discontinuous Constituency"
久野暲 "Remarks on Quantifier Scope"
第20回(1989年7月21日)
木村宣美「等位接続構造に課される制約について」
第19回(1989年3月27日)
日野資純「言語地理学と言語史 - イエとウチを中心に -」
第18回(1988年12月20日)
武田修一「意味構造の諸相」
本田皛治「日本語の句構造規則について」
高橋太郎「日本語の動詞について」
第17回(1988年7月16日)
高見健一「The syntax of if-clauses: three types of if -clauses and X-bar theory" (『if 節の統語論 -- 3種類の if 節とXバー理論 -- 』)」
伊藤友彦「発話における文処理機能の発達」
第16回(1987年12月19日)
新谷多枝「Because と since の違い」
城岡啓二「findenと『見つける』と意志動詞・無意志動詞」
井上和子「θ-theory, Case-theory, and their consequences(『主題理論、格理論そしてその意義』)」
第15回(1987年10月3日)
大倉浩「狂言のことばから」
熊谷滋子「Thematic Structure and Implicit Arguments" (『主題構造と陰在項』)」
第14回(1987年7月25日)
寺尾康「文生産のメカニズムについて」
田端敏幸「日本語の音節構造について」
第13回(1987年3月20日)
望月通子「日本語のテンス・アスペクト・モーダルに関する一試論」
第12回(1986年12月23日)(中止)
西垣内泰介「日本語の論理形式と文法の条件」
第11回(1986年9月27日)
長谷川欣佑「チョムスキー理論の成果と展望」
第10回(1986年7月26日)
内田恵「挿入節の派生について」
徳田政信「近代日本の文法学」
第9回(1986年3月29日)
天野利彦「ポ-ル・ヴァレリーの言語観の問題点」
小谷内郁宏「ブレイクの詩的コスモロジー」
第8回(1985年12月15日)
良知恵美子 "A Study of Perception Verb Complement"
菅野憲司「発話行為の副詞の両義性について」
望月通子「ダイクシス述語と日本語教育」
原口庄輔「多元的文法理論と関係論」
第7回(1985年9月28日)
山内一芳「古英語の頭韻 - Paris Psalter の場合-」
小泉保「ソ連におけるコミ族の言語と文化について(調査報告)」
第6回(1985年7月6日)
大橋一人「On Causative Constructions(『使役構文について』)」
第5回(1985年3月29日)
小泉保「格と語順」
日野資純「方言の形容語について」
第4回(1984年12月15日)
中島平三 "A Modification in the modular theory -- in the case of SUBJECT"
第3回(1984年10月20日)
船城道雄「Empty Categories and the Validity of 'the Projection Principle' (空範疇と投射原理の妥当性について)」
第2回(1984年7月14日)
本田皛治「チョムスキーの『GB(Government and Bind-ing)理論』をめぐって」
第1回(1984年2月18日)
小泉保「日本語の格表示について」
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